壁スイッチコントローラー 完成品キット の組み立て方です。
壁スイッチコントローラー は 3つの部品で構成されています。
・基板
・サーボモーター
・ケース
壁コンは以下の順番で準備します。
1.サーボモーターの準備
2.ケースの準備
3.サーボモーターを下ケースに取り付け
4.基板を下ケースに取り付け
5.下ケースを壁スイッチに取り付け
6.基板設定
7.上ケース取り付け
それでは実際に取り付けを行います。
1.サーボモーターの準備
まず、サーボモーターを下図のように基板に接続し、USB電源を接続します。
すると、黄色LEDが点滅し、サーボモーターが初期値で停止しますので、そのままUSB電源を外します。
電源が切れた状態でサーボモーターにストレートのバーを取り付けます。
バーは片側のみギザギザの切れ込みが入っているため、サーボモーターの軸に噛み合うように取り付けます。
位置は水平になるように取り付けますが、必ずしもピッタリ水平にならない事があります。
特に支障はありませんので、一番水平に近くなるように取り付けてください。
サーボモーターの添付品にはネジが3本あります。一番小さいネジを軸の取り付けに使用し、長い2本のネジをサーボモーター自身の固定に使用します。
サーボモーターの準備ができました。
2.ケースの準備
ケースの準備をします。
ケースは3Dプリンターで出力されており、安定して出力できるようにラフトというサポートなどがくっついています。大きな平面にサポートがついているとそれなりの強度が出てくっつくいてしまいます。
スクレーパーや大きめのカッターナイフなどを使って取り外すと良いでしょう。
以下の動画を参考に取り外してください。
3.サーボモーターを下ケースに取り付ける
動画にも出ていましたが、サポートをすべて取り外したらサーボモーターを取り付けます。ネジの位置がバーに隠れますが、慎重にバーを動かすなどして取り付けてください。
バーを手動で動かすと内部のギアに負担がかかりますので、無理はせず、基板を接続してバーを動かすなどしてください。
4.基板を下ケースに取り付ける
基板を下ケースに取り付けます。
基板にはネジが2箇所取り付けられるようになっています。
2.6×10 mm の トラスタッピングネジを使ってください。
5.下ケースを壁スイッチに取り付け
壁スイッチに壁コンを取り付けるには両面テープを使用します。
おすすめは無いスタックの04 (緑色) 超強力タイプ です。
剥がす際も糊残りが無く、プラスチック同士の接着に最適です。
下図のようにスイッチの左右にある程度の長さで貼り付けます。
両面テープで接着が完了した状態です。
サーボモーターの配線は邪魔なので軽くまとめておくとケースへの収まりが良いです。
6.基板設定
USBケーブルを電源に接続すると黄色LEDが点滅し、設定が始まります。
左右の大きい方のタクトスイッチを押すとゆっくりとサーボモーターが動きます。
タクトスイッチでサーボモーターを操作して壁スイッチのONとOFFを記憶させてください。
ONとOFFの両方が出来ることを確認したら、小さいタクトスイッチのBOOTの方を押してください。
BOOTスイッチを2回押してしまうと、サーボモーターが水平に戻り、再度設定が始まってしまいます。
再度設定が始まってしまったら、もういちどON位置とOFF位置を覚えさせてください。
ON位置とOFF位置の記憶は、両側の最大値を記憶します。
設定中に行き過ぎてしまうと、その場所を記憶してしまいますので、BOOTボタンを操作してやり直してください。
7.上ケース取り付け
USBケーブルが刺さったまま上ケースを取り付けます。 ※現在のバージョンでは電源OFFで設定値が消えます。
ケーブルに負担がかからないように上の突起を嵌合させ、下に押し込むと上ケースが嵌って止まります。
このときLEDが穴から見えるようにします。 失敗するとLEDがまがり、ボタンを押し込むことができなくなるので注意してください。
ケースの上からボタンを操作し、動作することを確認してください。
以上で壁コンの設置が完了しました。
お疲れ様でした。
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