Raspberry Pi 2 を入手したので、 Windows 10 を入れてみることにしました。
以下は導入メモ。
SDカードは 8GB の Class 10 以上を用意する。
私は、Raspberry Pi 用に フルサイズSDカードをたくさん集めていたのですが、
Raspberry Pi 2 は micro SDHC なんですね。
急いで買いに行きました。
ここのサイトで Windows Insider Program にサインアップする。https://insider.windows.com/
次に、Microsoft Connect にサインアップする。https://connect.microsoft.com/windowsembeddediot/SelfNomination.aspx?ProgramID=8558
Windows Connect にログインできたら、 ダウンロード から Raspberry Pi 2 用のイメージをダウンロードする。
ダウンロードはとても時間がかかるようで、500MB程度のファイルに2時間くらいかかりました。
ダウンロードしたファイルはZIPで固められているので、C:\raspi2\ に解凍する。
SDカードへのインストールはコマンドプロンプトを使用して行うようです。
コマンドプロンプトは管理者モードでないといけないので、Windowsキー + R を押して「cmd」と入力し、 Ctrl+Shift+Enter で管理者モードで コマンドプロンプトを立ち上げましょう。
管理者と表示されない場合は、タスクバーのコマンドプロンプトを右クリックし、管理者として実行 を選びます。
カレントを移動します。
cd “C:\raspi2\”
SDカードをPCへ接続し、物理ドライブ番号をdiskpart.exe を使って取得する。
C:\raspi2> diskpart
DISKPART> list disk
すると、ディスク X (Xは数字) がいくつか表示されるので、その中からSDだと思われるものの数字を間違えないように覚えておく。
DISKPART> exit
で終了させ、dism.exe でイメージを書き込む。
dism.exe /Apply-Image /ImageFile:flash.ffu /ApplyDrive:\\.\PhysicalDriveN /SkipPlatformCheck
で書き込めると思ったら、
apply-image は不明なオプションです。
と言われてしまった。 これが出来るのは Windows10 の中に入っている dism.exe だけなのだ。
だからといってRaspberry pi 2 に Windows10 を入れるためだけに、 PCにWin10を入れるのは面倒だ。
という人の為でもないが、 Microsoft がWindows ADK RC for Windows 10 というキットを用意してくれている。 この中に Win10用の Apply-Image スイッチに対応した dism.exe も入っている。
それはこのURLからダウンロードできる。
https://msdn.microsoft.com/ja-jp/windows/hardware/dn913721.aspx
ダウンロードしたらインストールする。
すべてをインストールしなくても、dism.exe さえあれば良い。
インストール先は自分で選択出来るようになっていたが、標準では以下のようなディレクトリにdism.exe がインストールされる。
インストール先の階層が深いため、コマンドも長くなってしまった。
実際の書き込みはこのような画面で行われる。
100%まで完了すると、先頭のEFIESP と名前のついたドライブが開かれた。
書き込みが完了したSDを見てみると、このような構成になっていた。
このSDを Raspberry Pi 2 に差し込んで起動してみる。
数分間画面が暗転したり青くなったりを繰り返していたが、3分ほどで画面が止まった。
ネットに繋がっていないとこの先には進めないようになっているようだ。
参考:
http://ms-iot.github.io/content/GetStarted.htm