中京テレビ ハッカソン HACK-CHU 2018 参加してきました!
ハプニングの連続でしたが、非常に優秀なメンバーと共に優秀賞 && Microsoft 企業賞 を頂いてきました!
ハッカソンは 初参加の HACK-CHU 2017 につづいて 2回目の挑戦でした!
ちなみに 2017年は 別の強力なメンバーで挑み 企業賞の SoftBank ペッパー賞 でした!
興味はあるものの、こういったイベントをあまり知らなく、企画の方のつぶやきで知っての参加です。
他には マッシュアップというイベントもあるようなので、機会があれば参加してみようと思います。
イベント概要
中京テレビ ハッカソン HACK-CHU! は 企画モノとしてのTV番組のためのイベントでは無く、 中京テレビの技術系 上田さんという方が発案して実現したイベントのようです。
そのため、TV映えとか主旨とか規制がガチガチじゃなく、終始まったりとした空気感で進むのがとても居心地の良いイベントでした。
日程としては 2月17日 にまずアイデアソンが行われます。
午前中にまず テーマ「テクノロジーで暮らしを楽しく面白く」 につながる頭の体操・アイデア出しを個人で行って、午後一番にチーム編成(3~8人のグループ)、夕方にチームで考えたアイデアを発表(予選)があり、 審査を経て 8チームにしぼります。
そこから1週間の平日もフルに使って 2月25日の発表に望みます。
チーム はみがきさせ隊
私は 2017年では初めてのハッカソンだったのであらかじめチーム編成して挑んだのですが、当日のチーム編成タイムで私と初対面のバラさんが合流しました。 エンジニアなのに非常にプレゼン能力が高いマルチな才能を持つ凄い人です。
2018年は1人で挑み当日チーム編成タイムを迎えたのですが、アテもなくブラついて居た所バラさんと会い、一緒にチームを組ませて貰うことになりました!
予選のアイデアソンはバラさんと、バラさんの娘さん(11歳)、きっしーさん、きっしーさんの息子さん(0歳 7ヶ月) を加えた平均年齢22歳の超若いチームでしたが、見事予選を通過!
その後、人手不足を考慮して予選敗退組から Microsoft MVPのくぅ君(20歳) を加えて本戦に挑みます。
バラさん以外は初対面(?) のチーム編成ですが、全く気後れすることもなく楽しく過ごすことができるのは場の雰囲気やエンジニア同士、つながるものがあるおかげでしょうか。
このハッカソンの醍醐味のような物を感じました。(なので今年は個人参加をしてみました)
その後 チーム はみがきさせ隊は リーダーのインフルB があり、私の妻と子供(0歳 3ヶ月) を加えた 平均年齢 18歳 の超非正規分布チームとなりますw
チュウキョ~くん とハミガキゲーム
私達のチームは 暮らしというキーワードから ハミガキ を選び、 ハミガキしない子供をターゲットに、テクノロジーで ハミガキを楽しく面白く するアイデアです。
スマート鏡として用意したWEBカメラ付きのSurface Book に UWP のアプリを作って入れ、 WEBカメラの画像を Azure Face API via Cognitive Service で顔認証し、 ユーザーに合った JavaScript で書かれたゲーム を開始。 ちなみに HTMLは GitHub にコミットすると Azure Web Apps でデプロイされる仕組みになっていて GitHub上で編集ができる。 ゲームが開始されると、 歯ブラシに取り付けられた Wi-Fi が使える ESP8266 モジュールが I2C 接続された 9軸加速度センサーの情報を読み取り、 重力加速度の方向と、地磁気の方角を計算し、歯ブラシがどの角度でどういう動きをしているのか判別する。 モーションを読み取ったら歯のエリア情報とストロークの速さを json 形式で WEBサービス Milkcocoa へMQTTで送り、 その情報を WEBアプリで読み取り画面へ反映させる。 ゲーム中は進行状況に合わせて JavaScript から AITalk に音声データ要求が飛び、 進行状況に適した音声を ogg形式でストリーミング再生している。 また、ハミガキの情報は WEBアプリから Azure Logic Apps を使って CosmosDB へ蓄積され、お母さんのスマホなどから結果を確認できる 仕組みとなっている。
とても一言では言い表せない仕組みをここまでの完成度で作り上げたこのチームのポテンシャルが本当に高いと思います。
私は主にハードウェア、筐体設計、ESP8266 のファームウェア、 9軸加速度センサーのデータ処理、Milkcocoaとの連携、 WEBアプリ側の JavaScript を担当していました。
ちなみに、ハードウェアは開発中は Universal ESPduino を使っていましたよ!
さらなる改善点
去年も 審査員等からあまり面白いコメントを貰えなかったのを私はずっと気にしていました。
アイデアソンと中間発表の時も、他のチームとのテンションの違い( OPPとかHelplyとか すごい盛り上がっている) どうも ふーん感 が感じられて寂しい。 質問とかツッコミが欲しい。
頑張った結果、決勝の時の質疑応答はだいぶ長めにコメントを頂けて嬉しかったです。
閉会式の時に、この作品について、自分の歯で噛む喜びとか、子供がみんなハミガキをする未来には医療費の削減とかが期待できるところに触れるともっと良かった。 とコメントを頂いたので、次回はその辺も振れていけると良いと思いました。