Universal ESPduino を使って テレビのリモコンを作りました。 お年寄り向けにボタンを減らした特別仕様リモコンです。
さらに Wi-Fi に繋がるので 遠隔地から みまもり ができます。
今まで 何度言っても 入力切替ボタンを押してしまい、 さらにリモコンを失くす という最強コンボを炸裂させまくり、 電話対応だけでは毎回非常に苦労していたので、 リモコンのボタンを減らした特別仕様の 壁貼り付け形の リモコン を作りました。
すぐベッドの隙間に落としたりして失くしてしまうので、強力 赤外線LED を4つ配置し、直接狙わなくても 反射させて赤外線を届ける仕様にしてみました。
ケースは 100円ショップ の薄型ハードケースにカッターで穴を開けて、 3Dプリンタで出力した巨大ボタンをはめ込みました。
3Dプリンタ出力物は直接文字を書くとこのように滲んでしまうため、アセトン処理をしました。
アセトン処理をすると表面が滑らかになり、油性マジックで滲まず書くことができるようになります。
リモコンデータは iRemo で使われている リモコンデータベースを参考にさせてもらいました。
最初の電源は入るのに、その後全く動作しない現象に見舞われて、実際のリモコンのデータをオシロで見たりしましたが、 赤外線データを usレベルで完全一致させても動作せず、、、
赤外線LED(送信用だけど)に直接リモコン信号を当てて(僅かに発生する起電力を)オシロで確認し、キャリア周波数まで完全一致させるも、動作せず、、、、
何が原因か判明するまで非常に時間がかかりましたが、結局 1発目では認識することができず、同じ信号を3回以上連続送信すると動作することがわかりました。。。 orz
また、あえて Universal ESPduino を使ったのは、困った時に遠隔操作や、 利用ログから みまもり に使えるんじゃないか と思って採用しています。
先の AWS IoT と Dynamo DB, lambda を使って 指定された時間操作がなかったら通知をするような仕組みです。
みまもり機能はまだ動いていませんが、 赤外線リモコン は非常に好評のようです。
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