Arduino から SPIを使ったシリアル転送で表示できる 14セグ8桁 表示器 を作りました。
ちょっとレトロな感じのする表示器です。
Arduino のライブラリを作ったので、アルファベットが簡単に表示できます。
MakerFaireTokyo2015 で販売します。
完成品は数量わずかしか用意出来ませんでした。
※2016/08/24追記
こちらのYahoo! WEBショップで購入いただけます。
スイッチサイエンス様
マルツ電波様
使い方はとっても簡単。
ライブラリを用意したので、以下をコピペして、好きな文字を入れるだけで使用できます。
#include <lib14Seg.h> #include <SPI.h> void setup(){ pinMode(9, OUTPUT); pinMode(11, OUTPUT); pinMode(13, OUTPUT); pinMode(14, OUTPUT); LED14Seg.init(9, 0x04, 8); //ラッチ, 輝度, 桁数 }
setup でSPIで使用するポートをOUTPUに設定し、 LED14Seg.init(ラッチ, 輝度, 桁数) を設定します。WS_Sheld を使用する場合や、標準的なArduino UNOであれば、上のままでOKです。 ※輝度は8桁バージョンでは背面の半固定抵抗で変更し、プログラムからは現状変えられません。
void loop(){ LED14Seg.setChar("ARDUINO. Arduino "); LED14Seg.showStop(); LED14Seg.setScrollSpeed(300); //スクロールするスピード delay(100000); }
メインループの方は これだけのコードで この表示器を使うことが出来ます。
LED14Seg.setChar(char*) に表示したい文字を入れて、
LED14Seg.showStop() を呼ぶと、先頭から表示されます。
そのあと、LED14Seg.setScrollSpeed(int speed) でスピードを入れると左にスクロールします。
とっても簡単ですね!
ライブラリはまだ未成熟ですが、アルファベット大文字・小文字を網羅しています。
ASCIIの半角記号までは対応させたいです。※2016/08/24追記
github と mbed のページで最新版を公開するようにしました。Arduino用ライブラリ
https://github.com/ghz2000/seg14Display8mbed用ライブラリ
https://developer.mbed.org/users/ghz2000/code/libSeg14Display/
LED14Seg は IN と OUT があり、連結することができます。
中身はビットシフトレジスタで出来ています。


この半固定抵抗はちょっとだけシビアです。 少し動かすだけで明るさが大きく変わります。
LEDの寿命に直結するので、あまり明るくしすぎないようにしましょう。


グレーの半透明の板をお付けしています。 両面テープを細く切って、上下の隙間に貼ってください。
半透明の板をつけると、明るい場所でも見やすくなります。


商品は半完成状態で販売します。
SPIを使ったシリアルの入力と出力ピンヘッダと、14SegのLED の取り付けをお願いします。
14Seg LEDをつける前にピンヘッダを付けてください。
先に14Seg LEDをつけると、ピンヘッダを取り付けるのが大変になります。

半完成状態の基板は自作の検査治具を使い、全数検査をしています。
14Seg LEDを付け終わった後でICやハンダ付けに問題があると大変です。

このように検査しています。
14Seg LED もゼロプレッシャーソケットを使って検査しています。
“Arduino等で使いやすい 14Seg LED表示器を作りました” への1件の返信