Arduino を使った 3D LED CUBE の作り方を紹介します。
LEDをハンダ付けして層を作ります。 あとで合体させて立体にします。
実物は三月兎さんのところで展示してありますので、良かったら見て下さい。
それでは写真を元に作成方法の解説をしていきます。
まず、LEDを均等に配置するために、適当な板に等間隔に穴を開け、治具を作ります。
穴あけはLEDが5mmの砲弾型の場合、中心点をそれぞれ15mm間隔で開けます。
※MDFは水分を吸って穴のサイズが小さくなったり大きくなったりするので、作ってからしばらく経った治具は穴の大きさに注意してください。
乾燥剤と一緒に保管したり、LEDをはめた状態で保管すると良いと思います。
LEDはカソードコモンで使いたいので、中心側をカソードにして配置します。
具体的には、足の長い方を外側に向け、放射状に配置します。
中心向きになるように配置した、カソードの足(必ず短い) を隣の足側に根本から倒し、長さを調整してリード線を切り、ハンダ付けします。
カソードは中心側にあり、アノード(足が長い)は外側で立ったままです。
すべてのカソードが接続されたらこのようになります。
真ん中の足はどこか側面側のカソードに接続しますが、この後すべての階層を合体させるときに、アノードが同じ向きに来るように、 かつ 1F, 2F, 3F でカソードの位置がバラバラになるように配置すると良いです。
その後、アノード側の足の形を整形します。
最終的にこれを3階層分作り、重ねるのですが 下の階のLEDを避けてアノードを繋げなくてはなりません。
そのため、いったん横に振ってから、アノードを立ち上げるようにします。
折り曲げる向きは3階層分で一致するようにします。
このとき、中央のLEDのカソードが3階層で異なるように設置します。
これを3階層分つくります。
下の図は3階層分つくった写真です。
アノードの出る向きを揃えて並べていますが、中央のカソードの位置がそれぞれ違っているのがわかります。
次回はこれを合体させます。